前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

ハル兄ちゃんと結婚する夢を見たんだ

ハル兄ちゃんの夢を見た

それはとても久しぶりの事だった。

 

ハル兄ちゃんとは以前に記事にも書いてますが

私が唯一大好きだった人です。

 

 

興味のある方、まだ読んでいない方こちらが第一章です。

結構長めなので、すっ飛ばして読んでも通じる内容になっております。

 

sugarnail.hatenablog.com

 

ハル兄ちゃんは、実家に戻ってきていた。

もう、とっくに50才を超えたハル兄ちゃんは相変わらずカッコよくて

どうして実家に戻ってきたのか聞いてみると

 

ハル兄ちゃん「病気でな、余命が少ししかないんだよ」

さとうさん 「え?じゃあ離婚してきたの?」

ハル兄ちゃん「うん」

さとうさん 「良い人だった?」

ハル兄ちゃん「良い人だったよ」

さとうさん 「幸せだったんでしょ?」

ハル兄ちゃん「うん、幸せだった」

さとうさん 「良かったね。じゃあお墓に一緒に入ってもいい?」

ハル兄ちゃん「それは無理だろう」と笑っている。

 

そしてハル兄ちゃんは強い口調で私に

「なぁ、頼むからお願いだから一回は結婚してくれ」と。

 

 

私が返事を曖昧にしていると

刀を持った人に襲われる展開に。

 

ハル兄ちゃんは吐血しておりもう死にそうだった。

 

夢の途中で「あ、この夢の中で戦って私も死ぬんだった。そしたらハル兄ちゃんの側にいれない!」そう思い立つと夢の内容を大幅に変更し戦う事を放棄した。

私はハル兄ちゃんを連れて逃げのびた。

 

死にそうだったハル兄ちゃんの顔色は一気に良くなって笑っている。

「ねぇ、私が結婚したいのはハル兄ちゃんだけだったの

だから私と結婚して」と言った。

 

ハル兄ちゃんは「仕方ないなぁ」と私の肩を抱き受け入れてくれて幸せだったけど

私は、そこから考えはじめた。

 

ハル兄ちゃんは何の仕事をしてるんだろう?

どこに住む事になるんだろう?

私を愛してくれるのかな?

 

と考えて

そんなの関係ないや。

私が好きな人を選んだんだから後悔なんてしない。

一緒にいられるだけで幸せだ!

 

そこで夢からさめた。

 

 

幸せな気持ちでもあり

こんなにも一人の人を何十年も引きづっている自分に嫌悪した。

 

夢の中でも年を取る私たち。

本当に一緒になれたりはしないのかしら?

 

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私の運命の赤い糸は 誰と繋がっていますか?