前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

夜の空が薄紫色で、昼間の空は花柄だったならば

 

夜の空が薄紫色だったら

昼間の空が花柄だったら

流れ星は緑色がいいな

 

 

そんなことを妄想していた

土曜日のお話し。

 

 

下書きに書き溜めてあるブログを放出したいのだけれど

何者かになりたい何者でもない私のことを書きたくてね。

ちょっとだけお時間割いていただける?

 

 

金曜日の夜に

フラッシュバックしてしまい

どうしようもない気持ちに襲われて

動悸が治まらなくて

恐怖の波に溺れそうになった時に

声をかけてくれた人がいてね

 

本当に救われて

ぐっすり眠る事ができた

それはそれは驚くほどぐっすり眠ったのよね。

 

 

「そんなこと記憶に置いておく価値なくない?」

そんな言葉をかけられた私は目から鱗というか

がけ崩れ並みに脳みそが震えたんだよね。

 

頓服で処方されている結構強めのレスキュー薬を飲んでいたから

記憶は曖昧だけれども、その言葉だけはハッキリ記憶してた。

 

何者かになってみたい

何者かになれるんじゃないか?

何者になれるんだろう?

そんな何者でもない私が

 

やっぱり何者かになってみたい!という意味不明な決意をして

更新されたブログやコメントを書いたブログへの返信を読み終えたあとで

もう更新されないであろうブログを読んでいた。

 

 

2018年からはじまって2019年で途絶えたそのブログは

誰かに宛てた「お手紙」のようなブログで

コメント欄まで時間が許す限りさかのぼって読んだ。

(トイレを我慢しながら1時間半くらいかな? 笑 )

 

仕事のこと

恋愛のこと

好きなこと

家族のこと

 

読んでいて懐かしい気持ちになって

スターのところに【1年前】と表示されるのが

なんとなく寂しく感じてしまったり

 

あの頃、毎日ワクワクしながら更新を待っていた自分も懐かしい。

 

こんな気持ち、分かってくれる人

この読者のみなさんならきっと大勢いるはず!

 

もうすぐ50才にもなるっていうのに

高校生みたいな気持ちだったことを。

 

更新されないことを理解していても待っている気持ちも。

 

 

夜の空が薄紫色で

昼間の空が花柄で

流れ星が緑色だったなら

私は何者になってるだろう?

 

やっぱり小さな花でいたい。

誰かの記憶の片隅で小さく咲いていたい。

誰かの心の中で咲いている花でありたい。