前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

さよなら大好きな人。ずっとずっと大好きな人。第六章~心変わり~

 

 

 

この前は弱音を吐いてしまいましたが

宿題は早く提出したいタイプの私(笑)

ご心配おかけして申し訳ありませんでした!!!

 

ゴールまで走り続けます。

 

こちら前回までの記事です。

 

sugarnail.hatenablog.com

 

私は、仕事を辞めた事を親に電話で知らせ

引っ越しの荷物は友達の家に送りました。

 

友達の名は千秋(仮名)

同じお店で働いていた。

友達同士が夜の店で働くとイザコザが絶えないから嫌だという彼女を

私は説得した。

「だって、私だよ?千秋のこと嫌いになると思う?」

その一言でお店に来てくれる事になった。

 

千秋は高校の頃から一人暮らしをしていて

2LDKの部屋なので「一緒に住んでいい?」と聞くと即OKの返事。

 

 

私は駅に着くなり走って店に入った。

開店準備中のママとチーフ(ハル兄ちゃん)がいて

「また働きたい!」と言うとこちらも即OK。

着替えて即日出勤することにした。

 

千秋の部屋に向かいインターホンを押すと

強面の男性が出て来た!!

 

私「あの・・・ここって千秋の部屋じゃ?」

男「あぁ、そうだけど」

私「千秋は?」

男「いねーよ」

男「なに?何の用?」

 

怖い・・・誰この人。

 

私が名前を名乗るとやっとドアチェーンを外してくれた。

私が入ると男は着替えて出て行った。

 

すぐに千秋は帰ってきたので「あの人誰?」と聞くと「彼氏」とΣ(・ω・ノ)ノ!

同棲してるなら遠慮したのにーと言うと

家賃払ってるの私だしとキッパリ。

千秋らしい・・・。

 

二人で出勤して同じ部屋に帰る生活が始まった。

 

そして、ハル兄ちゃんはと言うと

ハル兄ちゃん目当てで来る女性客の中にいた

よその店のママの猛烈アピールに根負け。以下コロコロママと呼びます。

何度かそういう関係になっていくうちに

ハル兄ちゃんの方がゾッコンになった。

そういう状態でした。

 

 

ハル兄ちゃんって実は尽くしたいタイプだったようね

 

 

コロコロママは一軒家に一人暮らしで

ハル兄ちゃんに似ているバーのマスターに惚れるものの

なかなか相手にしてもらえず

ハル兄ちゃんをバーのマスターに似せようとしてた。

 

だから、ハル兄ちゃんのファッションやヘアスタイルは

そのマスターそっくりになり気持ち悪かった。

 

周りも一生懸命に交際を反対してた。

悪い噂しか聞こえてこないママだっただけに

(男にだらしない、家がゴミ屋敷、家族に問題などなど)

男女とも「あの女だけはやめとけ!」と。

 

それなのにハル兄ちゃんは、家に住み着き

食事の支度から掃除や洗濯までこなして

コロコロママの送迎もしてたんだって。

 

その交際に待ったをかけたのは

コロコロママが働く店のオーナー。

オーナーは地元では知られたヤク〇で

私が働いてた店のパパとは敵対する組織だった。

 

 

男女の交際が

「店」対「店」になり

「組」対「組」にまで発展してしまった時

 

事の大きさを知ってビビりはじめたハル兄ちゃん。

 

だけど、ハル兄ちゃんは覚悟を決めて

ご挨拶と交際の了承をいただきに行ったのでした。