前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

内気で人前で自己紹介も出来なかったさとうさん

 

内気で緊張しぃで

自己紹介なんか泣き出してしまうくらいだった私

 

子供の頃

習い事のクリスマス会の出し物も泣いてしまった

泣き虫な子供だったわけではない

ただ人の注目を浴びるのが嫌だっただけ

 

大人になっても

転職して自己紹介する時はいつも震えてしまう

 

面接よりも私にとっては自己紹介がつらかった

 

一分間スピーチなんて地獄中の地獄でしかなかった

自分の事を一分も語れない

途中で泣いてしまうか黙り込んでしまう

 

 

そんな私が40才の頃から

10名程度の前で自己紹介

20~30名ほど参加のイベントの司会

お偉いさんが集まる集会での発表

200名近い参加の行事で喋って笑わせて体操のお姉さんになった(笑)

 

 

自己紹介なんて一分でと言われれば一分で話せるし

2分と言われれば2分語れるようになった

 

 

 

 

 

 

どうして?

 

 

 

 

 

コンパニオンのママが言ってた

「この仕事をやってると度胸がつく」

「会社でも役に立つようになる」

 

確かにそれもあるかもしれない

 

 

はじめはイベントの司会なんて無理!と思ってたけど

ギリギリまで緊張すると

緊張の向こう側に行ってしまうので

本番になる頃にはどうでもよくなる(笑)

 

 

平成生まれのゆとり世代ど真ん中の新人さんに

話し方を教えて欲しいと上司から言われ

 

・事前に資料がある時は熟読して自分なりに解釈する

・大事な事は大きな声で

・「、」「。」では一息おく

・誰かに伝えたいという気持ちで抑揚をつけて話す

・目が合ったら「私はあなたに伝えたい」という気持ちで話す

 

そんな要点をかいつまんで教えて

私なりの挨拶分を読んできかせた

 

 

 

そうなんだよね

教えてて気づくことってある

 

 

 

誰かに伝えたい、聞いて欲しい

楽しんで欲しい、笑って欲しい

 

ただそういう心構えで話しているうちに

緊張しても自分が楽しめるようになった

 

 

 

 

誰かが言ってた

自分以上にカッコよく見せようとするから緊張するんだよ

 

 

 

 

 

そうだよね、失敗しても皆で笑える空気をつくればいい

 

「楽しかったよ」

「またやってね」

 

そんな声がうれしい