前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

私が経験した謎の数年間の話をするね ①

 

 

正しくは謎のモテキの数年間がありました。

 

 

なによー!さとうさんったらまた自慢?

なんて思わないで聞いて欲しい。

きっと羨ましいなんて思わないからwww

 

 

自虐的モテキと名付けましょうか?

 

 

 

事の始まりは食事に出かけた時です。

母親が勤務していた会社の調理師さんが独立して和食店を開いたから

お祝いを兼ねて食事に行ったんです。

 

お店は清潔感があって明るい雰囲気。

海辺の町によくあっていました。

料理も美味しくて(値段はそれなりにお高め)

海を眺めながら堪能しておりましたら

 

「ご挨拶」に来てくれた調理師さん。

サービスにドリンクとデザートがつき

母が御礼を言っていると目線が私に注がれている・・・というかガン見!!!

「これが、うちの娘」と紹介されたので

「はじめまして、母がお世話に~~」的な挨拶をしたんです。

 

 

すると、彼「あとで電話していいですか?」と母に聞いていた。

 

 

 

少し経った頃、母に呼び止められ

「〇〇君、あんたと付き合いたいらしい」と。

 

 

(。´・ω・)?

 

 

 

私「〇〇君って何歳だったっけ?」

母「あんたよりは下かな?」

私「で?どうしろと?」

母「とりあえず電話番号教えて欲しいって」

私「あー、教えていいよ」

母「あんたに一目惚れなんてねー」

 

 

(゚д゚)!

 

 

わ、わたしに一目惚れ???

あー逆光だったし・・・

 

 

母はその日のうちに〇〇君(以下A君)に私の携帯番号を教えたそうだ。

 

 

 

 

 

 

しかしですね。

 

私の携帯は全然鳴らないのです。

母にその事を言うと

母にはA君から連絡があったらしく

「恥ずかしい」とのこと。

 

 

私に一目惚れしたことが???www

違うよね。超がつくくらい奥手なんだと思う。

 

丸顔で童顔のA君

色白でヒョロヒョロのA君

私が話しかけた時、俯いてむにゃむにゃ言っていたA君

 

 

何も始まらなかったけど

さようならA君。

 

震災でお店はなくなってしまったけど

お元気でいらっしゃいますか?