前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

友達に恵まれなかったさとうさん

 

 

婚活中、同じく婚活をしている人と友達になりました。

 

 

 

 

 

彼女は一つ年上の美人。

 

 

 

 

 

 

ん~。正しくはキレイになったかな?

はじめて出会ったときの彼女はとても暗く

化粧もせず、服装は・・・パジャマ?中学から着てない?という感じだったんです。

出会いの時は婚活とかの話ではなく一緒に通っていた研修の話ばかり。

 

 

 

その後、再会したのは友達主催の合コン。

お互いに婚活していることを知ったので一気に親しくなりました。

 

 

当時の私のファッションはコンサバ系でブランド物にもハマってました。

 

 

そこは女同士。

「どこで買ったの?」とか「いくら?」

「美容院はどこ?」「化粧品は?」

そんな会話がメインになります。

 

 

ダサダサだった彼女が会う度にキレイになってきて

ブランド物を身に着けるようになって

身なりが別人になっていきました。

 

 

 

 

 

その理由は

お店でバッタリ会った時に判明しました。

 

 

 

 

 

 

美容院、化粧品、洋服。

すべてわたしの丸パクリだったのです。

 

 

 

 

 

キレイになった彼女は性格までも別人のようになって

積極的で、明るくて、男に媚びる系女子に変身です。

 

 

 

 

 

一緒に婚活パーティーに行っても

次々と声をかけられる彼女。

 

 

 

 

合コンでも美人はやっぱり人気なので

チヤホヤされるのが当たり前になった頃。

 

 

 

 

 

余りにも高飛車な態度でいたせいか

次第に彼女はチヤホヤされなくなっていきます。

 

 

 

私は、どんなにつまらない合コンでも話はします。

婚活パーティーでも失礼のないように笑顔でいるようにしています。

 

 

 

そうなると、私の周りに人が集まってきて

笑って話したり、連絡先を交換したりするワケなんですが。

 

 

私に注目が集まるのが嫌いな彼女。

そう、私は彼女の引き立て役でなければいけないのです。

 

 

 

 

 

 

 

「あ、ヤバイ」

 

 

 

 

そう思った時にはもう遅い。

 

 

 

 

 

 

彼女のウソ泣きが始まります。

お金持ち自慢の時もありました。

 

 

 

 

 

彼女は今の時代でも3高を追い求めていました。

高身長、高学歴、高収入がマスト。

プラスとしてルックスと将来性。

 

 

婚活の為なら遠征もしてるくらいの熱心さ。

 

 

 

 

その甲斐あって彼女、結婚しました。

ド派手な披露宴に行ってきました。

その半年後には別居。

一年後には離婚。

 

 

 

バツイチになっても「婚活!婚活!」と鼻息荒くしている彼女。

だんだん、ついて行けないと感じて疎遠になってしまいました。

 

 

怖いくらいの熱量でしたね。

私に嫉妬するなんてお門違いもいいところなんだけど・・・

 

 

まぁ、女の友情なんてそんなもんだろうと冷めていた当時のさとうさんの話でした。