前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

音痴なコンパニオン兼ホステスさとうさんの戦い

 

 

 

さとうさん、実は結構な音痴です。

 

これって、水商売にはかなり痛い。

 

 

 

私は中学くらいから

音楽が大好きで

POP、パンク、ロック、ヘビメタ、フォーク

手あたり次第聞いてました。

 

 

高校くらいからバンドブームが始まって

友達がバンドを組んだり

学園祭でバンド演奏する人がいたり

カラオケで盛り上がったり

ライブハウスに行ったり

 

 

 

カラオケボックスの初期って

大きな電話ボックスみたいなカプセルだったって知ってる??

(そもそも電話ボックスも知らないよね 笑)

 

 

 

 

話がそれました。

 

 

その頃、音痴の定義も知らなかったし

自分が音痴だなんて思ってもいなかったんです。

 

 

 

社会人になって

バンドマンの彼氏ができた時

「さとうさんって音痴なんだな」って初めて言われて驚いた。

(この男は相当なくせ者だったので後日書きます)

 

 

どうやら、さとうさん。

音が聞き取れていないらしい。

 

 

「このベースの音が~」

「このドラムの音が~」

「このコーラスが~」

って言われても

私には全然聞こえないんだもの。

 

 

 

 

 

時は流れて

世の中はカラオケブーム

 

友達と遊ぶと言えばカラオケってくらい

通ってたんです。

 

ちょうど小室ファミリーの全盛期かな。

 

華原朋美とかTRFとかglobeが好きでよく歌ってた。

でもね、音痴を自覚したのはもっと後。

 

 

 

 

ホステス、コンパニオン時代

採点カラオケでお客さんと遊んでました。

 

 

 

そしたら、滅茶苦茶歌がヘタなおじさんに指名され

「俺に買ったら5000円あげる」って勝負を挑まれました。

 

 

 

 

結果

僅差で私の勝ち

 

 

 

 

5000円札を握ったさとうさんは思った。

 

 

 

 

ヤバイ、私、音痴だ・・・って。

 

 

 

そこからは研究したね。

自分の声に合っている歌を探したり

出せるキーの範囲で歌える歌を探したり

何が音痴にさせてるのかアカペラで歌ってみたり

とにかく練習した。

 

仕事だから仕方ない。

歌手でもないのにさ。

 

 

 

でも、水商売から足を洗ってからは

練習もしなくなったので

今、ヤバイくらい音痴です(笑)

 

 

子守歌を口ずさんだら

「面白くて寝れねー」って

笑いがおきたもん(苦笑)

 

 

ちなみに方向音痴でもあって

デパートから出れなくなったり

駅から出れなくなったり

会社に戻れなくなったり

家に帰れなかったりした経験もあります。

 

 

 

今更だけど

思ったから

言うね!

 

 

私、結構ヤバイ奴じゃねー???