前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

ただ、あなたのぬくもりを肌で感じてる夜明け

 

今日のブログにぴったりの曲を見つけた。

 


LOVER SOUL

 

 

JUDY AND MARY

 

「LOVER SOUL」

 

 

あなたと二人でこのまま消えてしまおう

今 あなたの体に溶けてひとつに重なろう

ただ、あなたの温もりを肌で感じてる夜明け

 

 

 

 

 

 

久しぶりにDV男の夢を見た。

 

あの当時と同じアパート

あの当時の姿で

私は相変わらず眠らせてもらえなかった。

(彼ったら激しくて~とかではないよw)

 

お風呂の水滴を拭いておけ。

お客さんにご飯作れ。

トイレが汚い。

台所が汚い。

座るな。

寝るな。

 

 

助けに登場してくれるのは決まって母。

(実際、母に救出されなかったら私は死んでたと思う)

 

「眠らせてやって」

「今日はもういいじゃない」

「遅いから寝たら?」

 

DV男は渋々寝る事にする。

そして、母がいなくなったらまた起こす。

「コンビニ行ってきて」

「映画観ようぜ」

「酒がきれた」

私は眠くて眠くてたまらない。

 殴られようが引きずられようが眠気が勝っていた。

 髪の毛が抜けようが血まみれになろうが

とにかく横になりたかった。

 

 

 

「眠い、眠らせて、疲れた」

 

いつもならここで夢で終わる。

 

 

 

しかし、この日の夢は違った。

 

 

掛布団もなく眠っている私は片腕を拘束されている。

DV男は私が逃げないように固く腕を掴んでいるから。

私は誰に助けを求めるワケでもなくもう片方の腕を伸ばす

すると私の指を三本そっと握ってくれる人がいた。

 

 

知ってるようで知らない男性だった。

色が白くて細くてメガネをかけていた。

私は何かを伝えたかったが彼の名前を知らない。

 

「眠いの。助けて」

そう言うと彼は

「もう少し待ってて。必ず助けるから」

とニッコリ微笑んだ。

 

私はその言葉に心底安心して眠りについた。

知っているようで知らない彼と手をつないだまま。

 

 

 

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あの手の温もりは忘れられず

私の安心感は計り知れず

 

 

本当に助けてくれなくてもいい。

ただ、あの朝目が覚めた時

私の心は救われていたの。

その日を笑って過ごす事ができた。

だから、本当に助けてくれたんだよ。

ありがとう。