前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

雀荘で告白されたり嫌われたり

 

 

雀荘って本当に面白い人達の集まりでして

働いてて、いちいち驚くのも面倒になるくらいでした(笑)

 

 

プロ雀士って知ってます?

麻雀のプロがいるんですよ。

専門誌もあったりして

そういう人も雇っているお店でした。

(勿論、サクラ扱いで従業員だという事は秘密でした)

 

見た目はボロボロのおじいちゃんでしたが

専門誌で取り上げられるくらい有名な人だった。

 

 

 

ヤクザの親分さん達もお客さんにいて

私を「ブス」とか「タイプじゃない」

と文句ばっかりの親分さんが一人

(この親分さんは紅の豚みたいな人)

 

 

もう一人の親分さんは男前でVシネマに出ていそうな感じ。

初めは親分だって知らなくて

「暑い」と言うので

「ジャケット脱げばいいじゃん」って脱がそうとしたら

頑なに断るので無理矢理脱がしたら

白いシャツから透けて見えた腕まで続く色とりどりのお絵かき

慌ててジャケット着せました(苦笑)

※この親分さんとはこの後いろいろありました。その辺は後日。

 

 

常連さんに元組員さんでチンピラ風の男性も

私を可愛がってくれてて

私の外壁塗装についていろいろ言ってきた。

(外壁塗装=ファッション、メイク。こっちの外壁塗装じゃないよ)

当時の私は露出狂くらいの勢いだったと思う(笑)

時はまだボディコンの時代なので

ぴったぴったのニットに超ミニスカート

オフショルのミニワンピースなどなど

メイクは、太眉に派手な口紅

 

 

飲み物や食べ物を運ぶと何かの拍子にスカートから

何かが見えちゃうらしいwww

 

「変な気持ちを起こすから止めてくれ」

「麻雀に集中できないからやめろ」

と言われて面白がって露出高めにした日もあったり

 

手抜きの外壁塗装にしたら

(ダボパンツにダボシャツ、スッピン)

「頼むからいつもの感じに戻してくれ」と(笑)

 

 

さすがにピンヒールで一日立ち仕事は疲れるので

仕事用のペタンコ靴を置いてたの。

毎朝、出勤したら履き替えるんだけど

ある時、靴の中に茶色の紙袋が入ってました。

 

 

ん?何だろう?と思って

袋を開けて見ると

ラッピングされた可愛らしいハンカチと手紙が・・・。

 

 

君は可愛い。いつもありがとう。

よかったらデートがしたい。

 

 

そんな事が書いてあった気がする。

でも差出人の名前がなくて

社長に話してみると

 

「あぁ、この字はたぶん〇〇さんだな。嫌なら返しておくけど」と。

 

 

差出人は

プロ雀士のおじいちゃんでしたwww

 

 

話をした事もないのになんで???

しかも靴の中って嫌だよー。

 

ドスケベで、何をするか分かんないから返した方がいいかもと社長に言われたので返してもらう事にしました。

 

加えて

裏で二人きりにならないように

帰り道に暗い歩道は使わないように

と社長から言われたんだけど

おじいちゃん、いったい何をしたんだよー。