前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

チャットで知り合った男性と会ってみた ②

 

 

sugarnail.hatenablog.com

 

 

前回の続きです。

 

 

 

 

なんか、語尾に♡(はーと)がついてたような気がした。

気のせいかな?

 

 

そのまま、タクヤくんと歩き出した。

「今日はどこに行くとか決めてた?」と聞くと

「うん」と言うのでそのプランに乗っかることに。

 

 

タクヤくんは私より3才年下。

見た目はいかついガテン系ながらも

話口調は優しい。

子供好きをやたらアピールしてくるタクヤ

 

 

デートプランは「ドライブ」だった。

でも、一向に海も山も見えないどころか

同じところをグルグル回っているだけのドライブ。

はじめは、音楽の趣味が偶然あって盛り上がって気が付かなかったけど

この交差点、何回みたかなぁ・・・と思うように。

 

 

タクヤはしっかり自分の飲み物は用意してたが

私は喉がカラカラで「コンビニに行きたい」と言った。

でもその辺、コンビニどころか自販機もない・・・(泣)

 

 

お昼時間も過ぎてるのにゴハンへの誘いもないんです。

 

 

空腹だと途端に話す気力もなくなって

ピクリとも動かなくなるさとうさん(苦笑)

 

 

「お腹空いたし、喉かわいて限界」

 

それだけ言ってピタッと黙りました。

 

 

彼は「ごめん!」と慌てて

ファミレスに車を停めた。

 

 

ランチメニューも終わっていたので

単品のパスタとドリンクバーを注文。

タクヤはピラフだけ。

 

 

「ドリンクバーは?」と聞いたらいらないという。

 

 

そこから料理がくるまで私は話す気力がなかったので

彼が喋りまくっているのを何となく聞いていた。

 

 

元カノと別れた理由とか

好きな香りの話とかしてたかな?

 

 

とりあえず、お腹を満たして

話をする気力が回復したので

「なんで、さっきから同じところグルグル回ってるの?」

と聞いた。

 

 

 

「あー、そうだよね」

「どっか行きたいとこある?」

というので「もう、帰りたい」と言った。

 

 

 

 

 

 

 そして・・・

 

今までの謎が

一気に解ける時がきました。

 

 

 

 

 

ファミレスから車を出したタクヤ

ラブホテルの前で急停止。

 

 

 

なるほどねぇ。

このラブホの周りをグルグル回っていたわけで・・・

ホテル代の事を考えて食事をしようとしなかったわけで・・・

私からホテルに誘われると思って期待してたわけか!!!

 

 

 

ラブホテルの前で揉めてるカップルって時々いますけど

あれほどみっともない事ないよねってさとうさんは思う。

それを、まさにやってる、今、わたしが。

外は明るい、人目もある、彼必死すぎ。

おじいさんガン見してるし(苦笑)

 

 

ああいう時って、黙って中に車入れちゃえよって思うのよ。

そういう強引なのもいいじゃない。

どうしても嫌だったら逃げるんだからさ(笑)

 

 

私は、車を降りて歩き始めました。

だって彼、なんて言ったと思う?

 

 

「俺をもてあそんでください」

 

 

だって( ゚Д゚)ハァ?

 

 

 「付き合ってください」とか「一回やらせて」なら分かるけど・・・

私が男を弄ぶって・・・

私を何だと思ってるんだろう?と思ったら腹が立って。

 

 

 車を降りて、踏切の前まで歩いたものの

「ここはどこ?」状態で携帯のナビを起動しようとした。

 

とてもカッコ悪いことに

全然、違う方向に歩いていたさとうさん。

私を追いかけてきた車から

「逆方向だよ」と声をかけられ結局送ってもらいました(苦笑)

 

 

 

 

別れ際、めっちゃ笑顔で

「またねっ!」

って言われたけど

 

無視して帰ってきました。

 

 

 

もちろん、チャットで遊ぶこともやめました(苦笑)