前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

男どもよ、女性を容姿だけで判断しないでくれ

 

下書き在庫を一斉放出する予定でしたが

前回の話を書いていて

ひじょーに記憶に残る出来事を思い出したので聞いて欲しい。

 

 

 

こちらが前回の記事です

sugarnail.hatenablog.com

 

 

前回、登場したアスカ。

アスカの友達は美人ぞろいなんです。

高校生時代、一緒に遊んでいた時期もありましたが

その大人っぽい雰囲気の美女軍団に馴染めずにいました。

 

 

 

 

 

あれは

20代半ばくらいかな?

お正月に帰省するタイミングで高校時代遊んでもらってた

先輩達2人(♂)と会うことになりました。

高校時代の先輩はそりゃーモテモテで

廊下を歩けばキャーキャー言われて花道ができるくらい。

 

 

もちろん大人になってもカッコよさは変わらず。

 

 

アスカと親友のカオリ。

二人は上京組ですっかり垢ぬけていた。

真冬なのにダメージジーンズと革ジャン。革ジャンの下は半袖。

カオリに至ってはノースリーブ!!!

(絶対、寒いって!!!)

 

 

5人でひとしきり「久しぶりー」大会を開催したのち

映画を観て、ご飯たべて、海に行くことになった。

 

 

夜の海は静かで・・・

とかいうロマンチックな話じゃなくて

 

 

 

 

 

寒いんだって!!!

 

寒いを連呼する面々

 

(アスカとカオリは自業自得である)

 

 

 

そのうちカオリがトイレに行きたいと言い出した。

真っ暗な海に、真っ暗な道、その先に真っ暗な公衆トイレがあります。

 

 

イケメン先輩Aは「暗いからついて行ってやるよ」

と、イケメンらしく二人で夜道に消えました。

 

 

その後「花火やろーぜ!」と青春ドラマみたいなことを言い出して

風が強くて寒い冬に5人で花火。

 

 

そこから少しして「トイレ行ってくる」と私が言うと

 

イケメン先輩Bがすかさず言った

「お前は一人で行っても大丈夫だよなっ!」と。

 

 

アスカもカオリもイケメン先輩Aも笑っている

笑い声が北風と共に流れてゆき、波音に消されてゆく

 

 

私は背中を向けて歩きはじめた

「あぁ、さとうさんなら襲われそうにもない」とか言ったね?いま。

だからお前はモテねーんだよ!と心の中で叫ぶ。

 

 

それなりに長い付き合いの中で

一緒に遊んできたのに

みーんな同じこと思ってたの?

心の中では「さとうさんだけブス」って。

 

 

そんなに美人だけが良かったなら

わざわざ誘ってくれなくて良かったのに・・・。

イケメン先輩Aに腹が立った。

 

 

もちろん、その後に会う機会なんてなかったけどね(苦笑)