前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

空豆アオイ君が福山雅治だった話

 再び下書き記事を投入しまーすw

 

 

 

 

タイトルだけじゃ伝わらない話ですよね

 

 

これは私が絶賛婚活中であり

ホステス時代のお話しです

 

 

毎週土曜日の21時過ぎに来店する仲良し3人組がいたんです

3人が来るのを楽しみにしているホステスも多かった。

だって、優しいし面白いし休憩場所のような夢のボックス席だったんだもん。

「憩いの場」と呼んでいた(笑)

 

 

それが、ある日を境に3人から2人に減ったんです。

家業を継ぐから、会社を辞めて日曜日も仕事になったとか。

 

 

寂しいねーなんて言いながら

「誰が好みだったんだろう?」とゲスな会話で盛り上がった。

3人のうち2人はもう辞めてしまったホステスの事が

真剣に好きだと聞いた事があった。

 

辞めてどこで働いてるのかも知ってるらしいが

告白はできないと諦めていた。

どうして何も言わないのに諦めるのかが理解できず

私は黙って聞いているだけでした。

 

 

そこから1年ちかく経って

2人のうちどちらかが

土曜日だけのアルバイトにきているメグちゃん(源氏名)を好きになったらしい。

 

彼女、昼職はナースであり

バツイチ、子持ちなんですが

めちゃくちゃ可愛いの!!

洋服のセンスも良くて、性格も良い!

 

でも、毎週土曜日の憩いの場はメグちゃん専属になってしまった・・・

 

 

 

 

 

ある夜、ママが私に耳打ちしてきた

「メグちゃんと一緒に席について」と。

 

 

メグちゃんは他のホステスから相当嫌われていたんです。

お酒をつくる事もなく、お酒も飲まず、ただ座っているだけだったから。

だから唯一仲が良かった私をつけたんだろうと思ってた。

(女の嫉妬ってヤダねー。)

 

 

アヤカちゃん(さとうさんの源氏名)て誰が好きなの?という話になって

福山雅治!」と即答すると

女の子は皆すきだよなー。と納得しながら

「じゃあ、アヤカちゃんに捧げます」とマイクを握った空豆アオイ君(仮称)

 

 

歌声が福山雅治なんだけどーーーーーーー!!!

 

 

その後も福山雅治の声で耳元で囁いてもらいました(笑)

 

 

 

 

その夜、ママから「空豆くんアヤカちゃんが好きなんだって」と告げられる。

 

 

 

 

 

 

憩いの場の住人となったメグちゃんと私。

でも、それから半年経っても何も言われたことはなかった。

 

空豆に似ていた色白の彼は

その後、独身のまま二世帯住宅を建てる事をきっかけに

夜遊びをやめてしまった。

 

 

残った1人はメンバーを変えながらも来てくれてたけど

誰も告白もしないまま

誰も結婚しないまま

恋愛にすら発展せず

私もメグちゃんも独身のまま

店を辞めた。

 

 

 

 

前略、空豆アオイ君

 

私は、告白してくれるのを待っていました。

デートに誘ってくれるんじゃないかとウキウキしていました。

とても、とても残念です。

 

さようなら。