呼吸を止めて一秒あなた真剣な目をしたから
コンパニオン時代の話です。
と言っても、私はいちど足を洗って昼職に就いていました。
仲の良い友達は、まだコンパニオンを現役でやっていたので
個人的に仕事をもらう人も多かったんです。
ユリカ(仮名)もまた、似たような感じで他のコンパニオンクラブから頼まれた様子。
で、連絡がきたんです。
「頼めるのさとうさんしかいなくて」という事は
他は全員スケジュールが埋まっているということ。
「時給いいよ。2時間延長なしで1万円」
おーいいねーと思っていた所に爆弾が・・・
「でもね〇〇ホテルなの・・・」
思いっきり地元!!
バレたらやばいやつー(;´∀`)
でも、まぁ2時間延長なしは有難いので行くことにしました。
当時、そのホテルでは「コンパニオンの〇春疑惑」があり
名札などはつけないで欲しいとか
スーツで来て欲しいなどという注文もありました。
行って見ると団体様は他県からいらしゃった10名。
コンパニオンはユリカと私だけ。
宴会が始まっても上座の席がひとつ空いたままでした。
道が混んで遅れているそうです。
はじまって30分が過ぎた頃
遅れてきたお客さんが到着です。
「さとうさん、急いでお酌してあげてー」と
どこからか聞こえてきたので瓶ビール片手に急いだ
お仕立てであろうスーツは生地も仕立ても良く
年齢の割には清潔感があるおじさんでした。
ビールを注いでご挨拶すると
おじさんは私を見るなり
ピタリと動きが止まったんです。
そして口を開いて第一声が
「お姉さん、愛人にならないか?」というのです!!
まって!まだ会って何十秒よっ!!
何かの冗談かな?と思って
「いいですよー」とノリで言ったさとうさん。
名刺を渡され電話番号の交換をしました。
宴会は滞りなく終わり
一万円をもらって帰宅です。
(チップもいただきました♡)
で、何気なく頂いた名刺をみると
な、なんと
議員さんΣ(゚Д゚)
(詳しくは言えないけどどっかの議員さんです)
これは、相当にまずい(;゚Д゚)
この議員さんは本気だと焦りました。
どうしたかと言うとですね・・・
ガン無視しましたwww
翌朝から鬼電ですよ。
怖かったわぁ~。
時間を問わず着信履歴が議員さんで埋まるくらい
3日間、電話は続きました。
4日目で諦めがついたのか電話もなくなったので
そっーと着信拒否に設定しましたわ♡
うふふ、私のバカ♡