前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

コロナとデマと顔汗と悪友とわたし

 

 

タイトルてんこ盛りですが

中身はうっすいです(笑)

 

 

お久しぶりです。お元気ですか?

 

 

桜が咲いて お天気もよくて

寒がりの私ですら薄着で出かける事ができる

ですが・・・・

 

 

県内のみならず市内にも新型コロナの感染者が

分からないところが多い新型ウイルス

まだ気楽に構えている人を少し睨んでしまうのはここだけの話

 

 

 

生活用品と食料を買いに出かけたら

みなさんカートで大量に買い物しておりました。

ミネラルウォーターを補充したくて行ったお店は品切れ

カップラーメンの棚はスカスカ

相変わらずマスクは手に入らないし

トイレットペーパーも制限付き

 

ガソリンスタンドで店員さんにデマを言われ

市内の感染者が二人に増えたと

 

そのことをドラックストアで聞いてみると

「いや、もっとですよ」と言う

 

情報元は何なのか聞くと「新聞にー」だって

そんな情報はのっていない・・・

 

 

なんだか皆が嘘つきに思えてきた

 

 

車に乗ったらホットフラッシュがはじまり

顔汗が止まらない・・・(泣)

首まで流れ出る汗をぬぐって次のドラックストアへ

顔用の汗拭きシートを買うか迷いつつ通り過ぎた

 

 

その日の夜

 

着信アリの表示が

名前はピン子(仮名)

彼女は悪友である

 

もう付き合いをしたくなくてフェイドアウトした私

 電話すらしなくなって5年は経っていた

 

嫌な予感しかしないので無視してたら

ショートメールが届く

(何回か着信があったが私から折り返しはしなかった)

 

「久しぶり」と返事をするとすかさず着信

 

 

ピン子「元気ー?」

私  「ううん。病気ー」

ピン子「何してたのー?」

私  「何にもしてないよー。アホ面さげて家にいるー」

 

 

 

相変わらずなバカな問答をしたあとで本題に。

 

 

ピン子は三度目の離婚をした

友達が自死した

ホステスを辞めた

子供は前の前の旦那と元旦那と所で暮らしている

 感染者の奥さんの職場では消毒作業がはじまって

店舗が閉鎖になるってというデマまで

 

ピン子にとって私は癒しなのだと言われ

たくさん傷ついた私をピン子が癒してくれるという

「私のことを信用してね」そう言われた

 

返事はあえてしなかった

私は他人にそんな事は言わない

信用はされる側がきめるんじゃないでしょ?

信用する側が決めるんじゃない?

 

ピン子にはそんなこと言っても無駄なので

「信頼と実績のピン子だもんね」と言って笑った

 

ピン子の「遊ぼうー」は悪魔のささやきにしか聞こえない

「こんな時に遊びに行けないよ」と言うと

「え?私は無菌だから大丈夫!おいでおいで」だって

 

私は言いたい

 

そこに愛はあんのかい?

 

残りの子供一人と一緒に住んでいるのに

自分が感染者になるかもしれないのに

私が感染していてまき散らすかもしれないのに

 

そんなことはピン子には通じないこともよーく知っている

 

だから私はパニック症を理由に断った

外での食事も私の家に来る事も断った

 

(よくやった自分!)

 

そして、手の痺れがはじまったので

過呼吸はじまる前に切るねと言って

話を終わらせた

 

 

ピン子とは仲良かった頃も感じてたけど

どんどん不幸な魔女にしか見えなくなった

 

 

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私はまたピン子からの毒リンゴを貰うわけにはいかないのだよ