前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

「わたしをイメージしたカクテルを作っていただける?」②

 

 

続きます。

こちら前回の記事です。

 

sugarnail.hatenablog.com

 

男性6名の贅沢合コンとは言いましたが

友達のサトミ(仮名)の事が好きな男性(以降仮名でカズオ)が

セッティングした合コンで

何としてもサトミと付き合いたくて

告白の場所みたいにしたみたい。

 

二人でカウンターの奥の方で密着です。

 

他のメンツは、カズオの職場の同僚で

年代もバラバラでした。

どの人もパッとしないというか

女性に興味はあっても諦めてる感じの人達で

コミュニケーションの取り方とかも分かんないみたい。

 

唯一のイケメンはバーの店員さん。

仕事しながらの参加でしたwww

 

私を取り囲む感じでいろんな話をしてたんですが

まぁ、バーにふさわしくないほどの爆笑でして

あまりにも楽しそうにしているもんで

カズオが話に入ってこようとしたんです。

 

 

 

 

その数分後、サトミが泣き出したーーーーー!!!

 

 

またかよ・・・(-_-)

 

 

サトミったら、自分が会話の中心でないと

合コンだろうが婚活パーティーだろうが

平気でふてくされたりする面倒な女なんです。

 

その前の合コンも何とか盛り上げようと

私と幹事さんが会話をふって一見楽しそうに見える雰囲気を作ったら

サトミはだんまりを決めこんで

一言も話さないという暴挙に出たんだからビックリ(゚д゚)!

 

 

とりあえず、女が泣きだしたら慰めるでしょ?

(ホントに泣きたかったら店出るかトイレに駆け込むけどな!)

それで、男性全員がサトミを取り囲んで慰める図式が出来たので

私は一安心ε-(´∀`*)ホッ

 

 

そこから泣き止んだサトミの攻撃がはじまった!

取り囲む男達にさりげなく【お金持ち】アピール開始です。

 

信憑性は定かではないが実家が土地持ちらしい。

サトミの実家に遊びに行った事はあるけど

こじんまりした一軒家で家族4人住めるかな?って感じの家だった。

 

サトミのお金持ちアピールに男達は夢中になって

「婿養子になる!」とか「その土地でアパート経営しよう!」とか

盛り上がっている。

 

サトミの顔を見るととても喜んでいる。

ご満悦なのね。

 

ちょっと、このままにしといた方が良いだろうと思い

私は、そっと席を立ってカウンター席の椅子に腰かけた。

 

そう、ちょっと気取って

イイ女風にね。