前略、さようなら。

一文字一文字を記していくことですべてを過去にしていきたい。

忘れられない言葉「さとうさんって、夜と昼で全然ちがうんだね」

 

 

久しぶりに婚活絡みのはなしでも・・・

 

 

30代

コンパニオンの仕事は思いっきり婚活を兼ねていました(笑)

独身男性の名刺か電話番号が大好物の生き物として生息してたくらい

 

 

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

あ、その前にひとつだけ言わせて欲しい!

私ホントにモテるタイプじゃないので

そこだけは誤解なきよう!

ただ声をかけやすいとか

遊ぶのには丁度いいとかそういう理由なんで(苦笑)

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

 

その時は昼間は会社員、夜はコンパニオンのバイト

忙しい時期は月に一度しか休みがないくらい

 

もう体はクタクタで肌はボロボロで

財布だけパンパンみたいな生活

楽しみは深夜のラーメン!!という不摂生なのに

体は激やせという最低最悪な時代でした

 

 

そんな時に常連さんの宴会があって

もちろん束指名で行かせてもらったんだけど

「昼間、食事でもどうかな?」と中年既婚男性に言われたので

「いいですよ」と軽く答えたんです

 

 

実際にお客さんとランチ食べに行くだけとか

カラオケに行くだけとかあったので

何も深くは考えず・・・

 

 

後日、連絡があり

仕事だったので夕方に待ち合せをしました

 

定食屋さんでご飯をご馳走になり

「少しドライブでもしない?」と言うので

そのまま海辺をドライブ

 

既婚男性「普段はそういう格好なの?」

私   「はい、基本的にスーツかこういう感じですねー」

 

その日の私は ジャケットにロングスカートという出で立ち

 

既婚男性「普段は話し方もそうなの?」

私   「何か変ですか?」

 

 

 

 

 

何となく沈黙の車内で既婚男性が放った言葉は

 

本当は口説いて、今夜ホテルで一回どうかな?って思ってたんだけど

昼間のさとうさんが全然別人でそういう感じじゃないよね?

 

 

Σ( ̄□ ̄|||)

 

ちょいちょい、いろいろ含めてどういう意味だよー

 

興味があったので そんなに違う?と尋ねました

 

 

コンパニオンのさとうさんと

今、隣にいるさとうさんはまるで別人

話し方まで違うし、笑い方も違う

ごめんね、送るね

 

そういうと私を車で送りとどけ

二度と誘ってくる事もなく

束指名もなくなる事もなかったので

コンパニオンとお客さんの関係に戻りました

 

 

 

そんなに違うのかな?と

昼夜で同僚の人に聞いてみたら

「さとうさんって基本真面目だし、仕事だからふざけてるだけだもんな」

「確かに夜はアホっぽいしwww」

「この前なんかバカなのか?ってダイレクトに聞かれてたじゃない?」

 

 

あー、そういえば確かに

ダイレクトに聞かれた(笑)

 

「バカでーーーすっ!!」って答えてやったけどw

 

 

そんなアホっぽいキャラだったらコンパニオンのバイトが

婚活にならなかった理由も理解できるな

いまさら反省しても仕方ないけど(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詩的なものを書いてみた。タイトルは「アイデンティティらしきモノ」

 

 

 

 

 

わたしは花

 

 

 

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小さくて図鑑になんかのっていない

名前もないただの花

 

いちねんのほとんど 咲いているわたしを「変だね」って

となりの花がいう

「花って咲いたり散ったりするのよ」

「あなたはニセモノなんじゃないの?」

「そういうのゾウカっていうのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは蝶

 

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夜にしか飛ばない蝶

蜜をすったり お花のあいだで飛んでいるより

夜に飛びまわって 私をみつけた人が

「かわいいね」

「ステキね」

「めずらしいね」っていってくれるほうが嬉しい

 

でもある日二人一組じゃないと飛ばない蝶が

「あなたって変だね」っていうの

「蝶は明るいうちに花と花のあいだを飛ぶのよ」

「夜に飛ぶなんてニセモノなんじゃないの?」

「そういうのガっていうのよ」

 

 

 

 

 

 

 

わたしは人間

 

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名前も住所もあって家族だっている

大変なことも たくさん たくさんあるけれど

ときどきはステキなことだってあるの

 

でもね

「あなたは人間?本当?」

「ただの棒じゃない」

「そういうの棒人間っていうのよ」

 

 

 

 

じゃあ わたしは 何ですか?とは聞かない

 

だって わたしは

花であり

蝶であり

人間だ

 

 

わたしが そうだというのだから そうなんだ

 

 

「ゾウカ」でも「ガ」でも「棒人間」でもない

あなたたちは ただ わたしを 否定したいだけなんでしょ?

ほかのものを認めたくないんでしょ

かわったものが 嫌いなんでしょ

 

 

知ってるよ

だから わたしは 大きな声をあげたりはしない

そのかわりに わたしは

心の中で何度も何度もつぶやくの

 

わたしは わたしでしかない と。

 

 

だれに なんといわれても

踏まれても

泣かされても

叩かれても

身を引きちぎられたとしても

 

何度だっていう

 

わたしは わたし

 

前略、レン君。今、生きていますか?

 

 

私の自宅の近くにあってかかりつけだった病院

その病院の息子がレン君(仮名)

 

小学4年か5年ではじめて同じクラスになって

時々話すようになった

 

背が高くて、ぽっちゃり体型のレン君は

目立つのに、目立たない生徒だったようで

掃除当番が一緒でモップで二人で遊んでいたら

「さとうさんってレン君と仲いいの?」

「えー好きなのー?」

と嫌な視線と言葉が私たちに投げられた

 

 

担任の先生が、ある日突然

「レン君がお引越しで転校する事になりました」

 

その日、レン君は学校にいなくて

お別れ会の準備を急いでする必要があった

 

 

お別れ会の日

一人一人レン君にメッセージをおくるのだけれど

誰一人ココロがこもっていないようで

私は泣いてしまった

 

「やっぱりレン君のこと好きだったんだー」

「あんなののどこがいいの?」

「さとうさん変なのー」

 

そんな言葉を無視して

お別れ会が終わったあとでレン君の背中にしがみついた

掴んだお肉はぷよぷよで変な感触だった

 

「さとうさん、最後におんぶしてあげる」

レン君の背中は大きくて

背が高い私でももっと高い目線になれた

でも、泣いているので床の色の記憶しかない

 

「泣かないで」

「泣かないで」

何度もレン君は言う

 

その日のうちに引っ越してしまったレン君

 

 

でも、病院は開いていた

レン君のお父さんはずっといる

 

 

大人たちは子供から情報を得ようとするけど

そこは子供なので何もしらない

「離婚して子供を連れて出て行った」とか

「珍しい病気にかかったから大きな病院に行った」とか

好き勝手なことばかり言ってた

 

 

でも、考えてみればレン君は

言葉が少なかったし運動もしなかった

一年中肌は真っ白だった

学校にもそんなに登校していない

通院の帰りに家の外で遊んでいるレン君がいたので

近寄るとお母さんが立っていたので挨拶をした

「レン君、一緒に遊ぼう!」と近寄ると

「せっかくだけど、レンはもう遊びの時間は終わりなの」

塾にでも行くのかな?なんて呑気に思ってたけど

 

 

病気だったことは本当だったようで

時々、レン君のお母さんが自宅に帰ってきてた

私は通院の時に見かけたので

「帰ってきたんですか?」と聞くと

「レンは帰ってないのよ」と。

 

その後、何度かお医者さんのお父さん

時々帰ってきているお母さんに聞いても

「レンはいない」と言われるだけで

 

大きなトラックが家の横に止まっていたので

気になって見ていたらレン君のお母さんだった

私に気が付くと「レンと仲良くしてくれてありがとうね。じゃあね。」

と玄関前の門が閉じた

 

 

その後、しばらくしてレン君の話を聞いた

一人息子で跡取り息子のレン君

病気で亡くなったと

 

母親が付き添っていたけれど

一人息子の死によって夫婦関係が破綻し離婚

 

それって本当の話かな?

 

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ねぇ、レン君

噂なんて気にしない私だったけど

大人たちの口ぶりが怖かった

 

本当は病気なんかしてなくて

お母さんと一緒に生きてるなんて話なんじゃないかな?なんて思ったり

 

レン君は大人になっていますか?

あの優しかったレン君のままですか?

いつかまた一緒に遊べますか?

 

思い出の中のレン君は

大きな背中を私に向けています

 

あれから9年 ~2011年3月11日午後2時46分~

 

 

今年も3月11日がきた

 

9年目になって心が以前よりざわつかない事に気が付いた

 

 

今年は暗い話ではなく

人の温かさに触れた話を書きたいと思います

 

 

私と母は毎日の日課として

朝ごはんを食べたら避難所まで片道1時間歩いた

私はキャリーケースを引き

行きは避難所にいる叔父一家への差し入れの物を入れて

帰りは給水所でお水をもらい

新聞社で新聞をもらって帰る

 

その道すがら買い物袋を持った人がぞろぞろ歩いていたので

どこの店で買い物ができるのか?聞くと

ドラックストア、ホームセンター、コンビニの名前を教えてくれた

更に30分以上歩くので母を帰して一人で向かった

 

 

家とは逆方向のお店で買い物の行列に並んだ

入店は3人~5人で買い物時間は5分と決められていた

誰も文句を言わず、割り込みもなく、どこで何が売っているのか情報交換をした

 

コンビニにはタバコが数種類売っていて

携帯のバッテリーも売っていた

お酒もあった

でも

買占めなんて誰もしなかった

 

この後タバコはいつ入荷するか分かんないよ

まとめて買っていけば?という店員の言葉に

まだ欲しい人がいるはずだからと断って3箱だけ買った

 

買い物をしたのでいつもより思いキャリーケースを引きながら

上り坂の1時間を歩き始めたけど

脚が棒で前に進めなくて座り込んでしまった

 

ガソリンが販売されていなかったので通り過ぎる車もない

 

 

少し休んでまた歩き始めたけど脚が悲鳴を上げている

そこに一台の軽トラック

「どこまで行くの?」

「乗っていきな」

 

そんな車に何台出会っただろう・・・

 

孫を迎えにきたオバサン

子供たちをたくさん乗せたオバサン

夫婦で届け物に来た人

 

 

津波で流出したガス屋さんが

ガスボンベをかき集めて

家に来てくれた

 

 

悲しい話がたくさんあった

それでも友人、知人と再会して抱き合って泣いた

あの感情は忘れられない

 

 

私は、無意識で友達の家を訪ねた

小さな子供がいる彼女にオムツを配布している避難所を教えた

彼女の母には新聞を渡した

 

その無意識の行動を

彼女は何年経っても「嬉しかった」と言ってくれる

 

 

携帯電話の電波が復活すると

「ガソリン売ってますよ」

「タバコ売ってますよ」

「〇〇スーパー開きましたよ」

「道路通れます」

 

山奥で情報の少ない私に連絡がきた

 

 

まだ電気が復旧されていない友達もいたので

「ロウソクあるよ」

「充電器あるよ」

 

 

色が消えた町で

温かい気持ちと

温かい言葉があった

 

通りすがりのオジサンやおじいさんの苦しい気持ちを聞いたり

普段の生活ではありえない事がたくさんあった

 

 

まだ復興半ばの町で色とりどりの建物が経ち

海は穏やかで、町は明るい

 

人の気持ちは分からない

まだ苦しんでいる人もいれば

新しい未来に希望をもってる人もいる

 

 

2020年3月11日午後2時46分

今年も静かに黙とうする

たくさんの命を思って

 

 

 

 

 

 

 

アラフィフ女、癒しに夢中なんです

 

 

交燃期

 

幸年期

 

好念気

 

 

どんな文字にしても更年期は更年期である

 

 

 

 

 

 

吾輩は更年期である

実にしんどい

 

 

 

 

 

 

不定期な生理周期で

「は?なんで今日くる?」なんてことも増えた

 

 

眠くて眠くて起きられない日もあり

だるくて家事を放棄する日も増えた

気分の落ち込みはないけれど

寝汗で夜中に目が覚めることも多い

 

 

保湿グッズはこれでもかっ!というほど揃っている

 

 

至る所がカッサカサ

髪の毛少なくなってから朝のセットが憂鬱

下着の締め付けにイライラ

あぁ、洋服なんて着ないで仕事に行ければいいのに

なんて、痴女みたいな事も週に一度は思う

 

 

いつだったか

職場でなんやかんや重なってみんなで激務に耐えていた時

ノーブラ族が一気に増えた(笑)

ユニクロのブラトップで少しでも楽ちんを味わう人もいた

 

パソコン作業に追われるなか

その会話を小耳にはさんだ私と上司は

顔を合わせて頷き

無言でトイレに入った

無言のままブラジャーを取る二人

 

 

「あぁぁぁぁぁースッキリしたぁぁぁぁぁ」

 

 

そのままノーブラで仕事してやった!!(笑)

 

あの時の忙しさは何だったのか思い出せないけど

そこからはブラトップ愛用してる

でも、お出かけの日はしっかりブラジャーしてる(笑)

 

 

 

 

そういえば、前の仕事でも疲れ切っていた時には

アロマと占いにハマった

 

 

・・・そうか

私、きっと癒しが欲しかった

 

 

 

ダイソーのアロマ系は油臭いイメージしかなくて

しばらく買っていなかったけれど

SNSでアロマスプレーが良いって評判だったので

試しに買ってみた

ラベンダーとユーカリ

 

 

ベットにスプレーして眠る・・・

 

 

いい

 

ヒジョーにいい

 

癒される

 

 

 

 

お風呂タイムも癒しが欲しくて入浴剤にハマったこともある

 

バスソルト

アロマ

温泉のもと

大人のバスクリン

 

あと、肌に優しい系の

ミノン

キュレルなんかも使ったけど

 

落ち着いたのはバスクリンのユズ

 

 

母のリクエストでもあって

使っているうちに

ユズ以外は使わなくなった

たまーにバラ系の入浴剤も使うけど落ち着かない(笑)

 

 

 

そんな私が気になる入浴剤

アユーラ

ちょっと高いけど瞑想風呂とか書いてあって滅茶苦茶気になる

 

 

 

すっごい癒されそうなフレーズ・・・

 

 

ギフトセットだと少し安いのかな?

 

どんな香りなんだろう?

使ったことある人いませんか?

 

 

むかーし、アユーラの何かを使った記憶はあるんだけど

化粧水だったかな?香水?

長続きしなかった記憶しかないや

 

 

瞑想・・・

なんか憧れる

 

 

迷走は得意だけどねwww

 

 

内気で人前で自己紹介も出来なかったさとうさん

 

内気で緊張しぃで

自己紹介なんか泣き出してしまうくらいだった私

 

子供の頃

習い事のクリスマス会の出し物も泣いてしまった

泣き虫な子供だったわけではない

ただ人の注目を浴びるのが嫌だっただけ

 

大人になっても

転職して自己紹介する時はいつも震えてしまう

 

面接よりも私にとっては自己紹介がつらかった

 

一分間スピーチなんて地獄中の地獄でしかなかった

自分の事を一分も語れない

途中で泣いてしまうか黙り込んでしまう

 

 

そんな私が40才の頃から

10名程度の前で自己紹介

20~30名ほど参加のイベントの司会

お偉いさんが集まる集会での発表

200名近い参加の行事で喋って笑わせて体操のお姉さんになった(笑)

 

 

自己紹介なんて一分でと言われれば一分で話せるし

2分と言われれば2分語れるようになった

 

 

 

 

 

 

どうして?

 

 

 

 

 

コンパニオンのママが言ってた

「この仕事をやってると度胸がつく」

「会社でも役に立つようになる」

 

確かにそれもあるかもしれない

 

 

はじめはイベントの司会なんて無理!と思ってたけど

ギリギリまで緊張すると

緊張の向こう側に行ってしまうので

本番になる頃にはどうでもよくなる(笑)

 

 

平成生まれのゆとり世代ど真ん中の新人さんに

話し方を教えて欲しいと上司から言われ

 

・事前に資料がある時は熟読して自分なりに解釈する

・大事な事は大きな声で

・「、」「。」では一息おく

・誰かに伝えたいという気持ちで抑揚をつけて話す

・目が合ったら「私はあなたに伝えたい」という気持ちで話す

 

そんな要点をかいつまんで教えて

私なりの挨拶分を読んできかせた

 

 

 

そうなんだよね

教えてて気づくことってある

 

 

 

誰かに伝えたい、聞いて欲しい

楽しんで欲しい、笑って欲しい

 

ただそういう心構えで話しているうちに

緊張しても自分が楽しめるようになった

 

 

 

 

誰かが言ってた

自分以上にカッコよく見せようとするから緊張するんだよ

 

 

 

 

 

そうだよね、失敗しても皆で笑える空気をつくればいい

 

「楽しかったよ」

「またやってね」

 

そんな声がうれしい

 

 

 

 

 

熟年婚活バスツアーのはなし

 

 

結構前だったと思うんですが

熟年婚活の特集をテレビで放送されていて

何となく見てました。

 

 

年代は50代~70代くらい

参加理由は様々で

・シングルマザーで子供が自立したから

・伴侶と死別し寂しさを感じるから

・子供の後押しで

 

などなど

 

 

婚活バスツアーなので

体験型もあり、会食もあったり。

 

 

その中で、気になる女性がいました

60代になるまで独身で美人で洋服にも化粧にも気を使っている人です。

その方は初めての婚活で、友達の勧めもあって参加したのだそうです。

 

今までどうして独身だったのか?

今になって婚活を始めるのはどうして?

 

そんな失礼な質問にも品よく答えています。

表情は常にフラットで誰に対しても同じ表情で会話を楽しんでいるように見えました。

 

彼女に狙いを定めて3人ほどが賢明にアプローチをかけているのに

彼女は結局、誰ともカップルになるどころか

連絡先を聞かれてもやんわりとお断りしている姿が見えました。

①イケメンダメ男風年下男性

②冴えない感じでガチで好意

③真面目だけが取り柄風の良い感じの男性

 バリエーションが豊富でしたが・・・彼女は好みではなかった様子。

 

 

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そして、バスツアーが終了

 

リポーターが

「アピールされてましたけど、どうしてお断りを?」

「気に入った方がいなかったのでしょうか?」

「また参加されますか?」

 

 

その質問にさえ姿勢も表情も崩さず

「思っていたものとは少し違いました。それでは」

と立ち去っていきます。

 

私は、「この人と友達になりたい!」と思った。

 

 

リポーターの質問は愚問ばかり。

でも誰も傷つけず、思いはすべて語らずカッコいいと思ったのです。

 

 

 

 

 

もう一組、伴侶と死別したもの同士のカップル。60代。

お互いの子供の事や趣味の話なんかをしていたのですが

実は自宅が近くだと知り急接近。

会話をしている最中の女性の顔は若い女の子のように

キラキラと笑い。仕草もカワイイ。

子供達が再婚を後押ししている同士でもあったので

すっかり意気投合し、いきなり交際ではなく

お互いの家の近所にある趣味の教室に一緒に通うことにしたそうです。

 

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見え麗しいタイプではないけれど

二人が20代に戻っているような気がして微笑ましかった。

 

熟年婚活・・・

もう少ししたら検討しようかな。

 

 

 

 

会社に届いた私宛の封筒の中身は・・・

 

 

会社員時代のこと

 

二階から一階にある受付に降りると

受付のアケビちゃん(仮名)から呼び止められた

 

 

「さとうさーん、封筒が届いてるんだけどー」

 

返事をして受け取ると

茶封筒の裏にも表にも

宛名も送り主の名前もない

不審に思った私は中身を確認する前に

 

アケビちゃん、これ誰から?」と聞くと

「さとうさんに渡せば分かりますから」って置いて行ったよと。

 

 

私には全く心当たりもなく

メールや電話の連絡もなかったので

中身を確認するしかなかった。

 

中を開けると更に白い紙で包まれた<何か>が入っていて

恐る恐る白い紙を開いてみた。

 

 

怖かったのでアケビちゃんに側にいてもらった。

 

すると、中身は私の写真だった。

 

 

自動販売機でジュースを選んでいる私

歩いている私

笑っている私

髪の毛をかきあげている私

車から降りる私

集合写真

 

 

私は、この数年前にバイクの大会に無理矢理かりだされ

渋々、承諾して練習に通っていました。

男性の部は毎年決まった人が出場するのだけれど

女性の部は出場者がいなくて毎年困ってるんですって。

 

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バイクの大会って言っても女性は50㏄のみ。

その県大会に行った時の写真だった。

 

毎年、優勝者が出ているので男性陣は必死だった。

全国大会の切符を手に入れようと5名出場

その中の一人が陳さん(仮名)

 

私になんか誰も期待していないのに

うっかり3位を受賞したもんで

全員が優勝か2位、3位とトロフィーを持って帰る事ができました。

 

 

陳さんともメール交換もしてたし

お互いの勤務先も近かったので

よく手を振り合ってたんです。

「写真ありがとう」とメールしましたが返信はナシ

 

 

 

そういえば、大会の日

一緒にいた一番年下のジュン君(仮名)から

「陳さん、さっきからさとうさんの写真撮ってるよ」

「何もされないとは思うけど前科あるから気を付けてね」

と言われてたのを思い出した。

 

ジュン君、めちゃめちゃ可愛いジャニーズ系の顔なのに

バイクに乗ると顔つきが男っぽくなって

やたらと私の側に来るから

もう♡キュンキュン♡

 

陳さんから写真が会社宛てに届いてたとジュン君にメールすると

「大丈夫?何かされてない?」

「何かあったら言ってね、すぐには駆けつけられないかもしれないけど」

ってもう君は天使なのかぁぁぁぁー

 

 

その後、陳さんとも何もなく

ジュン君とも何もなく(←当たり前w)

ただ、毎年大会が近づくと「今年は出る?」と連絡がくるだけ。

 

 

みんなと一緒に行く大会は楽しかったけど

その前の一か月間の鬼監督との練習・・・マジ無理です。

 

 

 

突然、宛名もない封筒が勤務先に届いていたら

どんな気分ですか?

夜道が怖くなりますよね?(苦笑)

 

 

 

思い出に残っている大切な恩師 ③

 

 

高校三年生だった頃の担任・千葉ちゃん(仮名)

中年の男性で、ダサくて、存在感も薄いタイプの人でした。

もちろん、千葉ちゃんの数学の授業は死ぬほどつまらない(苦笑)

 

 

 

きっかけは、授業中の先生の一言だったと記憶してるけど

なんか、面白くて全員で笑ったのがきっかけになって

私たちは「冴えない先生を盛り上げよう!」と一致団結しました。

 

 

一年に一度「マラソン大会」や「球技大会」なんかがあって

体操服にゼッケンをつけるんですが

 

千葉ラブ♡

チーム千葉

 

などなど

球技によって変えて勝手に担任推しをしたんです。

 

 

千葉ちゃんは他の先生から「ずいぶん人気者なんですね」とからかわれて

恥ずかしそうにしてた。

 

 

千葉ちゃんの誕生日が近づいてきて

私たちは「誕生会」を企み

 

・決行日は六時間目の数学

 

・プレゼントはネクタイ

 

・飾りつけ、司会、買い出し、目張りなど係を決めた

 

 

作りかけの飾りつけはバレないようにしっかり隠した。

 

 

 

当日。

五時間目の授業が終わると同時に

カーテンを閉めて、廊下側の窓にも目張りをする。

飾りつけとテーブル配置の準備に別れ

先生を囲むようにテーブルを配置。

黒板にも飾りつけ。

10分で無事完成。

 

このクラスは一体感がハンパなかった!

 

真っ暗な教室を職員室から見ていた先生たちが「あれはなんでしょう?」と

怪しがられていたそうなので

やっぱり目張りして正解だった。

 

 

 

千葉ちゃんがドアを開けた

 

 

パン・パン・パーン!!!

 

クラッカーを鳴らしたら千葉ちゃんビックリして

 

 

 

 

「な、なんですか?これは?」

 

 

 

 

期待を裏切らない千葉ちゃんである(笑)

笑っている私たちに

 

 

 

 

「これでは授業ができないではないですか」

 

 

 

 

 

そこで、司会が「せーの」

 

千葉ちゃんお誕生日おめでとうございます!

 

と、クラス全員で言うと

司会がすかさず「えーっと、そういう訳なので授業は諦めてください」

 

千葉ちゃんは半笑い状態で受け入れてくれたようだ

教科書を置いてお誕生日席に座った。

 

まず、代表者からプレゼントの贈呈。

そして、一人一分間のスピーチをした。

 

「千葉ちゃんの生徒になれて良かったです」

「千葉ちゃんにしてもらった事は忘れません」

「千葉ちゃんと結婚したいです」←私www

 

たくさんの笑いと

たくさんの拍手と

たくさんの感謝で埋まった教室

 

そのままチャイムがなってホームルームの時間

 

 

このホームルームは千葉ちゃんの為に使われた。

 

 

・生徒にこういう事をしてもらったのは初めて

・どうして僕のような教師を慕ってくれるのか分からない

・長い教員生活だけど、このクラスの事は忘れないだろう

 

そんなスピーチだった。

 

 

私たちは達成感でいっぱいであり

一体感が気持ちよくて

千葉ちゃんの事が大好きだった

 

誕生会の準備は大変だったけど

誰一人文句を言う人はいなかった。

みんな笑ってた。

ネクタイ代を一人100円徴収したのだけれど

300円入れる人もいたので飾りつけ代を引いても余ったwww

 

 

千葉ちゃんの喜ぶ顔が見たいから

私たちはそれだけの気持ちでやってた。

 

 

その頃の私は真面目に学校に通い

金髪だった髪の毛も黒に染めた

カスタムし過ぎた制服も規則通りになった

 

 

千葉ちゃんは言った

「化ければ化けられるものなんですねー」

 

 

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千葉ちゃん、本当にありがとう。

私たちだってあの時のクラスメイトの事は忘れないし

千葉ちゃんの事は一生忘れないよ。

 

千葉ちゃんのお蔭で、みんなのお蔭で

高校生活が楽しい思い出になったんだ。

本当に楽しい一年間だった。

 

ありがとう

 

 

 

 

 

 

早口の人が苦手なんです、いやいやよー

 

 

 

 

恩師記事の続きは後日アップしますね。 

 

 

 

 YouTubeになるかな?と思ったら

案外いっぱいありました。

 

 


マリオ イヤイヤヨ―

 

これ、私普段使いで脳内歌唱してます(笑)

 

 

「き」からはじまる嫌な事 いやいやよー

気になるのは尿酸値 いやいやよー

 

「と」からはじまる嫌な事 いやいやよー
年のせいしがちだね いやいやよー

 

「は」からはじまる嫌な事 いやいやよー

早口過ぎて聞き取れない いやいやよー

 

 

 

脳内歌唱中は無表情です(笑)

真面目に仕事してるフリして(してますけど)

脳内で暴れまわったり全力でふざけています。

 

 

 

 

 

たまーにいますよね?

早口の人。

 

今の職場に来た頃の上司がそうで

女性なんですが緊張すればするほど早口になる奇病にかかってました(笑)

 

早口だなーと思うと

耳がシャットダウンしてしまう私

 

なので話しの内容が全然わからない。

これ、困ります。

 

毎朝のミーティングも聞き取れないので後で同僚に聞くという二度手間。

そんで、思い切って言ってみた!

 

 

 

「あのー。加藤さんの口調が早口で聞き取れない事があるんです」と。

 

「あーーやっぱりーーーーー!!!」

 

ありゃま、自覚してたんだ(笑)

 

以前の職場でも同じ事があって直したいと思いつつも

緊張すると早口になるんだよねーと。

 

さとうさん「え?毎朝緊張してるんですか?」

加藤さん 「うん。みんなの目がこっち向いてるだけで焦る」

さとうさん「だって、基本上司が話してたら見るでしょ」

加藤さん 「そうなんだけどー、緊張するんだもん」

 

そんな可愛い顔で上目使いされたら

私はなんも言えねーです

 

結局、その上司の早口は直らないまま

次の異動先でも早口なんですって(笑)

 

 

 

 

話は変わりますが

普段あまり使わないドラックストアでの出来事

 

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 店員さん「袋は別にした方がよろしいですか?」

私   「一緒でいいです」

店員さん「スプーンおつけしますか?」

 私   「いらないです」

店員さん「ポイントカードはお持ちですか?」

私   「はい」←ここまでずっと財布の中のポイントカードを探してた💦

店員さん「こちらの商品にお箸はおつけしますか?」

私   「あ、いらねーです」←こんどは決済用のアプリに夢中だった

店員さん「1500円です」

私   「いらねーですって何よ?ごめんね(笑)」

店員さん「いえいえ」

 

若くて可愛い店員さんと微笑みあうこと数秒

 

恋におちる瞬間ってこういう瞬間なんだろうなと

ドラックストアをニヤニヤした顔で退店する女。

 

いやいやよー(笑)